COLUMN代表コラム

髪質改善って何?トリートメントと縮毛矯正との違いについて

面接や質問で「髪質改善ってなんですか?」という質問を受けます。

☑︎酸熱トリートメントですか?
☑︎縮毛矯正ですか?
☑︎トリートメントですか?

髪質改善の答えは「ただの言葉」であって、サロンによって酸熱トリートメントでもあるし、縮毛矯正でもあるし、トリートメントでもあります。

シャレッチの髪質改善は【髪質からオシャレをつくる】です。今回はシャレッチの髪質改善について解説していきます。

①先の髪の状態・髪質を考える

シャレッチはお客さまの求めているヘアデザインを作っていく為に、大事にしている事は髪の状態を見極め、薬剤や施術からくる髪へのダメージを最小限に抑え《ダメージ予防》し、髪質を整える必要があると考えています。

美容業界の薬剤は、昔に比べ良くなってきましたが、それと比例して、カラーやパーマ、縮毛矯正でダメージを負ってるお客さまが多くなってきています。良い薬剤や最新の機材は使いこなさないと髪質はキレイなりません。

②ダメージ予防

シャレッチは「ダメージケア」よりも《ダメージ予防》を大切にしています。髪の毛は1度ダメージを受けてしまうと元に戻ることはありません。

薬剤施術でミスをすると、髪質はチリチリやガサガサになります。このダメージした髪の毛にトリートメントケアやサロンシャンプー、ヘアオイルを使用しても元のキレイな髪には治りません。

そして、トリートメントも施術後1週間程度しか持たないのではないでしょうか。傷んでしまった箇所は切るしか方法はなくなってしまいます。

薬剤で必要以上に傷ませない為にダメージ予防処理をした施術と、ダメージ予防処理をしてない施術では、半年後、一年後のお客さまの髪質は大きく変わります。

③ダメージ予防の方法

ダメージ予防の施術方法は、オリジナルのテクニックなので詳しく解説することはできませんが、今のお店ですぐにできることは、薬剤を優しいものに変える事と、適正タイムで流す事です。

・カラーでダメージ予防する場合
カラー剤で髪が必要以上に傷む原因は、使っているカラー剤がアンダーを削りすぎことです。

アンダーとはカラー剤のリフトする上限のことで、酸化染毛剤の染まる仕組みは、髪にカラー剤をつけると最初の反応で髪が明るくなっていき、その明るくなった髪に色素が入り染まります。

カラー剤の最初の反応で髪が明るくなればなるほど、発色はよくなりますが、その分ダメージも発色に比例し大きくなります。なので、発色重視でないカラー剤に変えるだけでもダメージは抑える事ができます。

・パーマ、縮毛矯正でダメージ予防する場合
パーマで髪が必要以上に傷む原因は、基本的に1液の薬剤設定と放置時間です。これをミスすると、必要以上にパーマが強くかかり過ぎたり、薬剤が効きすぎて髪がチリチリになってしまうのです。

パーマや縮毛矯正の場合、どこの美容室でもダメージを抑えて施術する方法は、とにかくじっくりじっくり時間をかけてパーマ液を髪の内部に当てていくことです。

スピード勝負でやると熟練者でなければ、失敗する確率は上がりますのでご注意ください。

④シャレッチのオリジナルのダメージ予防の方法

シャレッチの場合は優しい薬剤を使うのはもちろん、放置時間のミスが起きないようにマンツーマンで施術することです。

それ以外には、前ケアをすることで、弱い薬剤でもカラーがキレイに染まったり、パーマや縮毛矯正がキレイにかかるようにします。

そして、薬剤を塗布するときは、同時に栄養分が髪に入るようにし、その後に中間ケアと後ケアをしっかり行います。

まとめ

「髪質改善」というと、お客さまは髪がサラサラにキレイになることをイメージして来店されます。

トリートメントしてアイロンをすればもちろんキレイに仕上がります。しかし、その状態を一時的な効果であり、自宅でもずっとキープ出来る訳ではないと思います。

美容室での施術にはメリットデメリットがあるので、シャレッチではお客さまに、薬剤の効果効能を説明させて頂き、お客さまが望む理想のスタイルに合わせて適切な施術をし、自宅でも美容室と同じ仕上りでキレイでオシャレなヘアスタイルにできるよう提案することを大事にしています。